4度目の日本・トルコの共同行事:目標は中小企業のアフリカ進出
作成者 Aksan法律事務所 | 21 9月 2016

9月21日水曜日の夕方に開催された「第四回トルコ・日本 夏の夜」において、トルコ実業家のトップと日本の投資家が再度集合しました。

この行事で二国の経済協力に関する重要なメッセージが与えられました。Aksan法律事務所主催の4度目の行事で、20人以上の日本企業の代表者の他、在トルコ日本総領事館、ドイツ商業会議所、Deik関係者、イスタンブール商工会議所代表者、Jetro、MÜSİADや、二国のトップ企業の代表者等、合計約150人が参加しました。

関係の強化

トルコ・日本の外交関係は2010年にトルコで日本年行われることによって加速しました。この行事における目標も、二国間で発展する経済関係でした。「トルコ・日本 夏の夜」に関して挨拶者は、二国が経済面で協力できる点や、今後の発展に関して、また日本の大投資家の他に日本の中小企業も新しくトルコ進出の可能性があると述べました。挨拶者は、さらに、トルコ・日本経済協力がトルコの経済世界に与えられた重要性に関して強調しました。

重要な参加者である在イスタンブール江原総領事はスピーチにおいて、「各国間では少々の問題が発生するものであるが、トルコ・日本間では政治的にも経済的にも全く問題点がない。トルコでの日系企業数は増加しており、増加し続けるであろう」と述べました。

在東京日本大使館経済参事官長のMusa Demirさんはスピーチにおいて、「トルコ人投資家に、日本での機会を逃さないこと、条件をよく調査することを推奨する。Aksan法律事務所のおかげで、最近2社のトルコ企業が日本に投資を行い、最初の事務所を開設した。このため、Aksanに感謝している」と述べました。

イスタンブール商業会議所長Şekip Avdagiçさんも二国の対外商業の均衡が日本に有利となっていること、この不均衡を調整する必要があることを述べました。

Jetroイスタンブール事務所長村橋靖之さんは、「7月15日の事件、シリアとの関係や移民問題により外部から不安視されるトルコですが、日常生活は以前のように素晴らしく、政治もよい状態である。Jetroとしても、日本投資家にこれらの事件を中立的な立場で説明し、日本投資家とトルコ投資家関係の強化の推奨を継続する」と述べました。

DEIKアジア太平洋評議会長Murat Kolbaşıさんは、「トルコで何が起きても、日本はいつも最も温かいメッセージを与え、トルコとの友好関係を再度示した」と、日本のトルコ・トルコ経済に対する信用に関して述べました。

日系中小企業はトルコ市場に進出するであろう

 

Fatih Sultan Mehmet大橋とİzmit Körfez Geçiş大橋を建設し、様々な産業や特に高度な技術を必要とする建設・エネルギー部門で活動する日系企業は、将来トルコでよりたくさんの投資を計画しています。特に、日系中小企業がトルコを新しい市場として注目していること、将来トルコ市場への進出が予測される中、日系中小企業のトルコ市場進出に関する部門の活性化と、日系企業と共に活動するプラットフォームでノウハウの発展も目標とされています。

スイーツを食べ甘い話をした

一晩中、トルコ・日本料理やトルコ・日本音楽により素晴らしい時間が流れました。Aksan法律事務所の庭園でのこの行事の主催者である弁護士Muhammet Aksanは「将来の計画は、トルコ日本の中小企業の協力関係の可能性を高めること、日本の技術力・資本力とトルコのパワー・容易に仕事を獲得する能力を、一緒にすることで、アジアとアフリカにおける共同活動を容易にすることである」と述べました。

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